〜宇都宮市まちづくりセンター「まちぴあ」開設にあたってのご挨拶〜

 私たちは、平成14(2002)年10月から約9年間、宇都宮市民活動サポートセンターの運営に関わってきました。その間、多くの方々のご支援のもと、宇都宮市を中心に活動する市民活動のお手伝いをしてきました。いろいろな分野で活動する団体との交流を通して、現代社会の課題を学ぶことができたと同時に、その活動をもっと地域に浸透させることができたら、と思うことが多々ありました。そのためには、地域で活動している団体の方々との意思疎通はもとより、地域に根差して事業を展開している企業、地域密着を目指す大学や専門学校など、多様な団体からご協力をいただくことが不可欠でしたが、私たちの力不足でなかなか実現することができませんでした。
 この思いを達成したいと考えて、宇都宮市まちづくりセンターの指定管理者として手を挙げました。地方都市は今、多岐にわたる課題に直面しています。少子高齢化に伴う場所や人や文化の空洞化、車依存の裏面として生じた生活交通や買い物難民、さまざまな障がいを抱える住民が安心して暮らせるための包括ケアの仕組みづくり、若者の自立に向けた取り組み、などなど。その解決は、一朝一夕でかなうものではなく、また個々の組織の取り組みでは限界があります。市民活動団体、地域活動団体、企業、商店街、学校、行政などがお互いの強みを活かして、緩やかに、あるいは時限的に連携することができれば、宇都宮市は今よりもっと住みやすいまちになると信じています。その橋渡し役を、まちぴあが担っていければと思っています。とはいえ、私たち自身がまだまだ宇都宮市のまちづくりのことを学ばなければなりません。多様な主体の皆さんとの交流を通して、一歩ずつ進んでいきたいと思いますので、ご協力のほど宜しくお願い致します。
 ぜひとも、まちぴあに足を運んで下さい。皆様のお越しを心からお待ちしております。


                                                 ― 寄 稿:宇都宮市まちづくりセンター長 安藤 正知 ―


宇都宮市まちづくりセンター「まちぴあ」の役割

●愛称「まちぴあ」について
多くの人が集い、「まち」が「ユートピア」(理想郷)になるようにとの意味を込め、公募多数の中から選出されました。
●センターの管理運営
「宇都宮市まちづくりセンター」は、宇都宮市に拠点を置く、NPO法人宇都宮まちづくり市民工房が、宇都宮市から委託を受け管理運営を行っています。

宇都宮市まちづくりセンター「まちぴあ」は、宇都宮市における市民の皆さんによる地域での様々な取り組みである「まちづくり活動」が、より一層活性化するための支援を行うセンターです。
NPO(非営利活動団体)、ボランティアグループ、企業、地縁組織、行政といった宇都宮市を構成する分野を超えた方々の活動拠点施設として2012年1月4日に開設されました。

「まちぴあ」って何?

宇都宮市まちづくりセンター(愛称「まちぴあ」)では, まちづくり活動の拠点として下記の様々な支援を行っています。

  1. 相談対応

    ボランティア団体やNPO法人などによる市民活動,自治会などの地域活動,企業の社会貢献活動といったまちづくり活動に関する様々なご相談をお受けしています。また,ボランティアや会計・税務などの専門家紹介,NPO法人設立などのご相談にも応じています。

  2. まちづくり活動団体の連携・交流の促進

    より多くの方々にまちづくり活動への関心を持ってもらい,活動の輪を広げていくために,各種イベント,交流会などの機会を提供しています。また,市民活動団体,地域活動団体,企業,大学,行政といった異なる分野で活動する主体の連携にも取り組んでいます。

  3. 情報収集・提供

    ホームページ,メールマガジン,3か月に1回発行する情報誌を通して,まちづくり活動に関する情報を発信します。また,団体の会報やボランティア情報,イベント情報の掲示や図書の貸出など,まちづくり活動に関する幅広い情報を提供しています。

  4. 活動場所の提供

    まちづくり活動を行う方を対象に,ミーティングルームや研修室,コピー機・印刷機などをご用意しています。また,市民活動団体向けにロッカー・メールボックスの貸出しや事務スペースとして利用できる貸しオフィスのサービスも行っています。

  5. まちづくり活動の人材育成

    まちづくり活動に参画する人材を育成するため,シンポジウムやまちづくりセミナー,会計・税務などの各種研修を開催しています。

  6. まちづくり活動の調査・研究

    まちづくり活動の現状や課題の調査・研究を行い,コミュニティビジネスの活動支援などに役立てていきます。