【報 告】8/18 第1回みんなでまちづくり会議実施報告@宇都宮市役所

 令和7年8月18日(月)、宇都宮市役所において「第1回みんなでまちづくり会議」が開催されました。
「みんなでまちづくり会議」は、市民協働によるまちづくりに関して、必要な事項について幅広く意見を伺うことを目的とした会議です。 第1回目となる今回は、一般公募による委員を含む12名が出席し、市民協働のまちづくりに関する提案や改善案の提示、意見交換が行われました。

 会議では、「第三次宇都宮市市民協働推進計画(後期計画)」の進捗状況の確認および評価が実施され、45項目にわたる多くの取組がA評価を受け、令和6年度を通じて「順調」との評価がなされました。一方で、計画全体の指標である「まちづくり活動に参加している市民の割合」については、前年度からの増加がわずかにとどまっており、今後さらなる取組の強化が求められる状況です。このため、市民のまちづくり活動への参加を促進するための「きっかけづくり」が重要であるとの認識が示され、「まちづくり活動応援事業」などの活用を一層推進していく必要性が確認されました。

 意見交換の場では、「市民協働のまちづくり」をテーマに、委員の皆様から多様な視点による意見が活発に交わされました。具体的には、「マンション住民と地域との連携の在り方」「市民協働推進計画における評価基準の見直し」「イベント運営に参加する学生ボランティアとの関係構築」「外国人住民の増加に伴う自治会の対応」など、各委員の立場からの提案や改善案が印象的に示されました。

 市民一人ひとりの声が、まちの未来を形づくる力となる——そんな思いが会議全体を通して感じられました。令和7年12月から令和8年1月頃に予定される「第2回みんなでまちづくり会議」では、さらに多様な視点が交わることで、より実効性のある市民協働のまちづくりが進展することが期待されます。今後も、宇都宮市のまちづくりの歩みに注目して頂ければと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!