
内容
私たちが、住んでいるこの街角に、風土が幸せを感じさせるものがあります。かつて、多くの石屋根の甍が連単していた時代があったと思わせます。心の豊かな時代だったでしょうか。 地産地消とも言える山から切りだした石を、 里人たちが屋根瓦にして使ったのは、無名の匠の技です。又、蔵の底や窓にも施した彫刻があり、遊び心のあるウェットに富んだ芸術作品があり、案外知られていません。そして今、俗に《石屋根100年》という言葉のごとく、時代の趨勢に押し流されて個体を失いつつ、最後の輝きを保っている様です。
徳次郎石研究会では、昨2025年秋プロジェクトを立ち上げ、現存する石屋根について、心ある蔵をお持ちの方々を訪れ、調査資料をまとめました。石屋根の本格的な調査は、おそらく最初で最後と使命感に燃えての事です。これら基に次の2回の写真展は、視点を変えた構成でお楽しみいただけると思います。
【第一部】 よみがえれ!名もなき下野の石工達の芸術作品と石屋根
今日、いわば絶滅が危惧される、地域の石屋根の文化、昨年の徳次郎石研究会の調査結果を中心に、その石瓦の実物とともに写真展示も行います。無名の名工の彫刻作品も必見。(石瓦の現物の展示も予定)
| 日程 | 2026年9月14日(月)~9月17日(木) |
| 会場 | 栃木県総合文化センター 第二ギャラリー |
| 参加費 | 無料 |
| お問い合わせ | 徳次郎石研究会 中川 博夫 ☎ 080-3460-6569 |
【第二部】 今、よみがえる徳次郎石の文化
宇都宮市徳次郎町の西方の山々からは、江戸時代以来「徳次郎石」と呼ばれる、きめ細かい美しい石材が採石され、これを利用した独自の文化が花開いた。現在も徳次郎町を中心に、富屋地域及び市北部地域に受け継がれている。この企画展では「徳次郎石」が生み出した、他にない、優れた文化を展示、紹介する。
| 日程 | 2027年2月8日(月)~2月12日(金) ※11日(木)閉庁日 |
| 会場 | 宇都宮市役所1階ロビー |
| 参加費 | 無料 |
| お問い合わせ | 徳次郎石研究会 池田 貞夫 ☎ 070-1242-6143 |
【第三部】 皆様や、地区市民センター等のご要望により、一部展示を随時させていただきます。
