【報 告】みゆスタさん主催「Project Olive」取材報告

「Project Olive」が、ミライト一条にて、まちぴあ登録団体「みゆスタ」さんの主催で開催されました。
今回私たちまちぴあ職員は、本イベントの取材をさせていただきました。

みゆスタさんは、市民有志による文化振興・まちづくり団体です。音楽や演劇、創作活動などを通して地域社会と文化をつなぎ、宇都宮市や市民に貢献することを目指して活動しています。

今回の「Project Olive」は、市民の立場から宇都宮の歴史を学び、未来のまちづくりについて考える機会を創出する取り組みです。今回は「宇都宮の歴史を学ぶ ~宇都宮空襲からLRTまで~」をテーマに、歴史資料の展示やクラフト作品の販売、ヒーローショーなど、多彩な催しが行われました。

このイベントは、長年にわたり戦争体験の継承活動を続けてきた市民団体「ピースうつのみや」が、メンバーの高齢化により昨年11月に活動を終了したことを受け、「みゆスタ」さんが引き継いだ1,000点を超える資料を活用して開催されたものです。平和について市民とともに学び、伝えていく新たな取り組みとして実施されました。

1945年7月12日の宇都宮空襲から81年が経ったこの日、会場には空襲当時や戦後の様子を伝える資料や書籍、図面のほか、市内で製造されていた戦闘機「疾風」の5分の1模型や実物のプロペラ部品などが展示されました。
時系列で分かりやすく構成された展示からは、歴史的事実を次世代へ伝えたいという、みゆスタの皆さんの思いが伝わってきました。

会場では、若い世代のアーティストによるステージライブや、ハンドメイド作品、フリーマーケット、書籍販売なども行われ、多くの来場者でにぎわいました。

イベント後半には、元栃木県立博物館館長・名誉学芸員の柏村祐司氏による講話が行われ、約50名が参加しました。宇都宮空襲のあった年に生まれた柏村先生が語る当時の暮らしや、戦後の復興を経て築かれた現在の宇都宮への思いに、多くの参加者が耳を傾け、地域の歴史や平和について改めて考える時間となりました。

先人から受け継いだ思いや資料を未来へつなぎ、平和について学び、考える機会を創出する「みゆスタ」さん。
今後も平和学習とまちづくりを組み合わせた活動を予定されているとのことで、今後の取り組みにも注目していきたいと思います。

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